塗装の目的
ながく、美しく。
美観・保護・機能のトリプル効果
塗装はなぜ必要か?
なぜ建物の屋根や外壁を塗り替える必要があるのでしょうか?
そんな疑問に塗装の目的を大きく3つに分けて、紹介します。
① 美 観
まず皆様が見た目で気付かれるのが、家の屋根・外壁の汚れや色褪せだと思います。
家の外観が古びた感じになってくると気になってしまいますよね。
塗装によって屋根・外壁に色や艶を表現して、建てた頃の家の輝きを取り戻すことができます。
また、これまでと異なる光沢感・デザイン(色彩・意匠)でイメージを変えることもできます。
塗装は美観の維持にとって必要なメンテナンスなのです。
② 保 護
次に保護についてですが、実は建物の保護こそが塗り替えを行う一番の目的だと私は感じています。
建物は24時間365日、外的要因(紫外線・雨・雪・風等)にさらされています。
それらの外的要因から建物を守っているのが塗料の塗膜だからです。
塗装の劣化が建物の寿命に大きく関係し、塗膜が建物の保護・防水の役割をしていることはご理解頂けるかと思います。
塗膜にも寿命があります。塗り替えても10年~15年程度です。
劣化した塗装をよみがえらせて建物の寿命を長くのばしてあげることをお勧めいたします。
③ 機 能
塗料としての基本的な役割となる素材の保護や美装といった目的以外の機能を持っている塗料をご存じでしょうか?
近年では塗料の開発も進み、遮熱・断熱・防音・消臭・防水・防カビ・防藻・抗菌・防汚・低環境負荷・静電気防止・透湿・耐候性・耐久性など、様々な付加機能を持った機能性塗料というものが存在します。
こうした塗料は、保護や美装以外を目的として塗装されることが多く、塗装時の仕上がりだけではなく、塗装後も継続的に機能を発揮し続けるかどうかという点が重要視されます。
また、塗料としての耐久性も向上しており、最近では耐久年数が15年~20年以上の塗料も増えてきています。